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  • 執筆者の写真MARCO

銀座の高級クラブでのマナー

更新日:2020年8月3日


★銀座のマナーいろいろ

銀座の高級クラブにはたくさんのマナーがあります。お店側のマナーはもちろんのこと、客側にも守るべきマナー(暗黙のマナーもあります)があります。こういったマナーをきちんと守るお客さんを銀座の由緒あるクラブはお金をたくさんお客さんより大切にしているように感じますので覚えておかなければなりません。私が気が付いたいくつかのマナーをご紹介します。


服装:基本的に短パン、サンダルはNGです。あるお店で誰でも知っている人気芸能人が来ようとしたのですが、サンダルだったため入店できませんでした。一般人の私の感覚では有名人はきっとお金も使うだろうし、有名人の訪問はお店的にもプラスだと思ったのですが、銀座には決して守らなければならないルールがあるのだと感じました。私はスーツ、プライベートの時はジャケット着用、少なくとも襟のついたシャツ(スマートカジュアル)を意識していました。ゴルフ場にジャケット着用で行くことに似ています。


時間を厳守すること:お店を訪問する時間をあらかじめ「係」に伝えてその時間はできるだけ守るようにします。約束した時間を過ぎてしまう場合は「係」に連絡を入れるのが望ましいと思います。銀座のクラブの営業時間は8時半から12時(チェック)と限られています。その中でお客さんの席をやりくりしているので、遅刻をするとお店のアレンジに影響します。遅刻することで怒られることはありませんが、社会人としての常識は守るべきということだと思います。女性と同伴する場合にはより気を遣う必要があります。同伴する女性はお客さんと20時半までにお店に入ることになっており、例外は基本的に認められません。21時を過ぎてしまうと同伴と意味がなくなるどころか、女性に欠勤扱いなどのペナルティーが課されられる可能性もあります。どんなにお金を使うお客さんだからと言って遅れてもいいだろうことはありません。お店の前に女性と食事に行く場合はお店から近い場所にすること、チェックのタイミングなど20時半までにお店に入れるアレンジをしてあげることが、女性に対するやさしい気遣いです。


ボーイさんへの気遣い:これは私の個人的なルールなのかもしれませんが、店の女性のみならず、ボーイやその他のスタッフに横柄な態度をとることなく紳士的な対応をとることが大切です。


女性とのアフター:お店の女性と営業時間後にバーや食事に行く機会がある場合は特別な事情がない場合は深夜2時くらいには解散とするのが良いと思います。仕事の延長とはいえあまり遅くまで女性を引き留めるのは紳士的ではありません。アフターの後は「車代」として福沢諭吉さん一人分を渡すのが礼儀です。女性の近距離だからといってそれ以下にするのは銀座の紳士とはいえません。銀座の女性にはいろいろな経費がかかります。日払い勤務の女性にとってはお客さんからの「車代」は大切な収入源となることも多いと思います。

お店側にもいろいろなルールがあるのですが、私にとって新鮮だったルールをいくつかご紹介します。


女性からのお礼のメール:ほとんどの場合、その日に自分のテーブルについてくれた女性からは御礼のメールがきます。お互いをよく知った場合は別だと思いますが、女性からのメールはだいたい翌日の日中に来ることが多いことに気が付きました。気に入った女性からの連絡は早い方が嬉しいと感じるかもしれません。これは私なりの解釈ですが、お店が終わった後の時間はすでに深夜の時間帯であること、お酒が入っていることから、あえて翌日の日中に送るように意識しているのではないかと思います。


「係」の女性とヘルプの女性の関係:「係」の女性とお気に入りの女性は別になることがあるとお話ししました。気に入った女性をデートに誘ったり、定期的にメッセージを送ることもあるかもしれません。「係」の女性に内緒で連絡をとったり、デートに誘ってもヘルプの女性は「係」の女性に報告する必要があります。それだけお店での「係」の地位は絶対であるとともに、「係」はそのお客さんに対するすべての責任を負ってるので、お客さんが不快な気持ちにならないように常に気にしているわけです。

その他にもいろいろな銀座のルールやマナーがあります。楽しく飲みにいくのが目的なのでルールやマナーを気にしすぎる必要はないと思いますが、お金を使うことだけではなく最低限のマナーを守って飲むというのが、銀座の古き良きしきたりだと思います。

Have a good life !



#銀座 #高級クラブ #銀座のマナー #銀座の飲み方

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