銀座の高級クラブとは
更新日:2020年8月3日

★銀座の高級クラブとは
銀座には何千ものバーやクラブがあるといわれています。銀座で何が高級クラブかという明確な定義はないと思いますが、本当の高級クラブというお店はそう多くありません。少なくとも私にとっての銀座の高級クラブ50店舗あるかどうかその程度です。これはお店の内装や金額ということだけではなく、サービスやお店の経営方針などいろいろな部分を含めて私が考える高級クラブの定義です。私が銀座の高級クラブを通じて、多くの人と出会い、多くのことを学ばせてもらいました。私は銀座のプロではありませんので、すべてが正しいとは限らない点はご理解ください(あくまでも個人の意見として聞いていただきたいと思います)。
★はじめての銀座の高級クラブ
私が34歳の時にクライアントに連れていってもらった「S」というお店が私にとっての初めての銀座の高級クラブでした。実はその「S」が高級クラブと分かったのは少し後のことで、最初にお店にいった時にそこが高級クラブであることに気が付きませんでした。私はピカピカの内装で、華やかに着飾った女性が迎えてくれるのが高級クラブだと思っていたのですが、その「S」というお店はシックな内装で女性も着物やドレスで着飾っていましたが、物静かな感じの女性が多く在籍していました。その日は連れて行ってもらった方にご馳走してもらったのでお会計がいくらだったのか分かりませんでした。ずっと気になっていたので後日一緒にいった方に思い切ってその日の会計金額を聞いてみました。私はキャバクラやラウンジクラブとよばれるシステムのお店にいったことはあり、料金システムもなんとなく知っていました。その知識をベースにご馳走になった金額を想像してみます。サントリーのウイスキーボトル(酒屋では7000円くらいだったもの)を入れて1時間半くらい滞在したので、ふむふむ。。。。その方が教えてくれた金額は約15万円!!私の想像を超えていました。私と銀座高級クラブとの出会いです。

★私の初めての「係」
私が銀座の高級クラブに初めていったのは約10年の海外勤務を終えて東京に戻ってきたころでした。プロジェクトも任されるようになったのでこれから本社の偉い方との会食もあるだろう。銀座の高級クラブの1件くらいは知っておかないといけないなと思い、「S」にいった後にお礼の連絡をもらっていたMさんに連絡をして一人でお店にいってみることにしました。前回はボトルを入れて二人で15万円ということは私もボトルを入れると10万円くらいだろうか。。。お金が足りなくなるのは恥ずかしいのでクレジットカードが財布に入っていることをしっかりと確認してお店に向かいます。再訪した「S」ではMさんがあたたかく迎えてくれました。ご存じの方もいるかもしれませんが、このMさんが私の「S」というお店での「係」になります。私にとっは人生で初めての「係」です。Mさんは年齢的は26か27歳くらいで六本木のラウンジクラブから銀座に移籍してきたとのことでした。気さくな感じで年齢もそれほど離れていなかったためかとても話しやすかったことを覚えています。私も34歳で夜の街はそれなりに経験があったのですが銀座の高級クラブは初めてでした。ここで知ったかぶりをしても仕方がないので、Mさんに銀座のクラブはこの店が初めてであること、これから仕事で銀座での接待もあるかもしれないことを伝え、銀座のクラブのシステムやマナー(飲み方)を教えてくださいと素直にお願いすることにしました。誰もは初めての時があります。あの時は格好をつけずに初めてだと話をしてよかったとそう思っています。
「係」とは?
今考えればウイスキーのボトルとは別にシャンパンやワインを入れたりしてお金をそれほど使わない若者に(笑)、Mさんを親切にいろいろと教えてくれました。まずはMさんは私の「係」だということ。これは基本的に変えることができないこと。いわゆる「係」とはそのお店の私の「担当」ということのようです。お店に行くときに「係」に連絡を入れていろいろ相談できるのです。今日は大切なクライアントといくといえば、その日に私のテーブルに来る女性たちにはその事が伝達され、テーブルでの会話に気を遣ってくれます。私の場合、外国人を連れていくこともあったのですが、その時には英語ができる女性が自然に外国人の隣に案内されたりするわけです。「係」はどのように決まるのか。お気づきかもしれませんが、Mさんが「S」というお店で私の永久的な「係」に決まったのは、私を「S」に連れてきてくれたクライアントの「係」がMさんだったからです。その後、私が「S」というお店に初めて連れていくクライアントや友人の「係」もMさんになるわけです。ちなみにMさんは少し前に銀座から少し離れることになりましたが、今でも良き友としてお付き合いをさせていただいている大切な友人の一人です。
今回はこのくらいにしてこれから私の銀座ライフをご紹介していきます。
Have a good life !
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