海外でのゴルフ①
更新日:2020年7月23日
私はゴルフが好きです。海外にいってからゴルフを本格的に始めることになったのですが、海外でのゴルフは日本と異なる部分もあります。私が実際にいった海外ゴルフ場や海外のゴルフ文化をご紹介していきたいと思います。
★日本の1ゴルフ場と海外のゴルフ場の違い
これまで私が日本以外でプレーをしたことのあるのは韓国、中国、タイ、インドネシア、ベトナム、ロシア、カザフスタン、ウズベキスタン、アゼルバイジャン、ジョージア、英国、ドイツ、フランス、ベルギー、オランダ、イタリア、スペイン、ポルトガル、トルコの19か国になります。

① アジアでのゴルフ(中国、韓国、タイ、インドネシア、ベトナム)
アジアのゴルフ場で共通していえることは、多くの場合、マンツーマンのキャディーが付きます。ゴルフバックを運んでくれるのはもちろん至れる尽くせりです。若い女性のキャディーが付いた時などはプレーに集中できないかもしれません。アジアは気温が高いこともあり、カートで回ることが多いので体力的な負担も大きくありません。私がアジアでプレーするのは休暇中が多いのでそう感じるのかもしれませんが、競技ゴルフというよりも気の合った仲間とやるエンジョイゴルフというのが私のアジアのゴルフの印象です。
プレーフィーは安いという印象はありません。ゴルフ場にもよりますが、韓国が一番高く日本円にして3万円前後の費用がかかるゴルフ場が多いのではないでしょうか。その他の国のプレーフィーは1万円から2万円といったところです。日本も今はリーズナブルにプレーができるゴルフ場が増えているので海外が格安ということはありませんね。

② 欧州でのゴルフ
(英国、ドイツ、フランス、ベルギー、オランダ、イタリア、スペイン、ポルトガル)
18ホールをスルーでプレーすることが多いです。カートでプレーすることもできますが、歩いて回ることが多いという印象で、キャディーが付くこともあまりありません。
高級なゴルフ場を除くとプレーフィーも安く、週末なら日本円にして1万円以下でプレーできるゴルフ場が多くあります。年間メンバーシップ制度があるゴルフ場が多く、私が欧州に住んでいた時にメンバーになっていたゴルフ場の年間会員費用は20万円くらいでした。この年会費を支払えば、練習場もプレーも一切費用がかかりません。メンバーでも費用がかかる日本とくらべるとお買い得といえますね。
欧州は夏の間は日没が遅く、21時ころまでプレーができます。日本では会社帰りに打ちっぱなしに行くことはありますが、欧州では会社帰りに18ホール回ることもできます。欧州にいるととにかくたくさんゴルフができるので、ゴルフが好きな人には天国です。
ゴルフは紳士のスポーツといわれるためか、日本の一部のゴルフ場と同じくマナーに厳しいゴルフ場があります。特に英国、フランス、ベルギー。私はこういった国のゴルフ場でプレーやプレー以外でのマナーを覚えることができました。
欧州でもスペイン、ポルトガル、イタリア、フランス(南フランス)のリゾート地域にあるゴルフ場は最高です。こういった国で毎日のように朝からゴルフ、午後からはビーチでのんびり、夜はシーフードやイタリア料理とワインを堪能する。こんな生活を毎日していると普通の生活に戻れないのではないか心配になります。費用もそれほどかけずに楽しめるため、こういった国に行くと海外に来てよかったなと思います。

③ ロシア、中央アジア諸国でのゴルフ
ゴルフ好きの方でもなかなか、ロシア、カザフスタン、ウズベキスタン、アゼルバイジャン、ジョージアでゴルフをしたことのある方は少ないのではないでしょうか。個人的にはお勧めです。あらためてそれぞれの国のゴルフ場をご紹介したいと思いますが、こういった国にもゴルフ場はあるのです。ロシアや中央アジアの国でのゴルフ人口はまだ多くなく、多くのゴルフ場ができたのは最近です。基本的には米国や欧州のゴルフ場をモデルにしており、ジャックニクラウスなど有名な選手のシグネチャーコースもあります。
欧米のゴルフ場をモデルにしているので、アジアのようなスタイルではなく、キャディーをつけずに歩いて回るスタイルが多いです(ただ、カザフスタン、ウズベキスタンはキャディーをつけることができました)。
ロシアの場合、冬の期間が長いので、多くのゴルフ場のオープンが5月上旬で早ければ気温がマイナスになる10月上旬にはクローズしてしまいます。年の半分しかプレーができないので、プレーフィーは日本円にして20000円から30000円と比較的高めに設定しているコースがほとんどです。それでもゴルフ人口が多くないのでゴルフ場の経営は成り立ちません。ではどのようにしてゴルフ場運営がなされているのでしょうかは別の機会にお話ししたいと思います。
Have a good life !