日本のメディアに思うこと
昨日、安部首相が病気による辞意を表明しました。今はインタネットの普及により海外に住んでいる私でも日本の番組が観ることができます。昨日の安部首相の会見もリアルタイムで観ることができました。そんな日本のニュースやワイドショーをみて最近は違和感を感じることが多くあります。
★日本のメディア
私は安倍首相がこれまでの仕事ぶりはとても評価しています。もちろん完璧でないところもあったと思いますが、外交など一国の主として十分な仕事をしてきたと思います。そんな安倍首相の心のこもった辞任会見の後の報道陣の質問はお粗末でした。後に元大阪市長の橋元さんが、首相に質問する際、多くの報道陣は「お疲れ様でした」というねぎらいの言葉をかけることをしなかったといっていましたが、私も全く同じように感じました。お互いに人として接し、良いところは評価し、そうでない面は時には厳しく指摘するそういうメディアであるべきだとも橋元さんは言っていましたが、今のメディアは欠点探しのようなことしかしない。コロナウイルスの問題にしてもただ危機感を煽るだけの報道はやめてほしいと思います。私たち視聴者側もそういったレベルの低い報道に踊らされることなく、きちっとメディアを評価しなければいけないと思います。このままだと日本のレベルはどんどん落ちていってしまうのではないかと心配になります。
★日本のワイドショー
朝、昼にあるワイドショーにはもっと驚かされました。コメンテーターという人たちが、専門外のことについて好きなことを話しています。視聴者が喜ぶからかもしれませんが、批判的なコメントをするコメンテーターが多いこと。いつから日本はこれほど批判ばかりする国になってしまったのでしょうか。私はワイド―ショーなるものは一切受け付けず、今は事実だけを伝えるニュースだけを観るようになってしまいました。
日本は目まぐるしく変わる世界情勢の中で重要な立場になりつつあります。日本のメディアは日本にとって何が大切なのかを考え、日本と日本人がより豊かになるための報道をしていただきたいと思います。
最後に安倍晋三首相、長い間本当にお疲れさまでした!