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  • 執筆者の写真MARCO

新旧のアルバート通り

ロシアは5月10日まで祝日、連休最終日の今日は天気も良いので自宅近くのアルバート通りに散歩に出かけます。

アルバート通りは15世紀からある古い通りで、1812年にナポレオンのモスクワ侵攻で周辺は焼けてしまったそうですが、その後復興し、19世紀後半から20世紀前半にはお金持ちや芸術家が集うエリアになったそうです。そういった背景もあり、アルバート通りには似顔絵を書いたり風景画を売る画家の人が集まっています。私も帰国する日本人の知り合いの送別品として似顔絵を書いてもらったりします。ロシアのシンボルを背景に描いてくれるので喜ばれます。

1960年頃にはアルバート通りの少し北に私のアパートがあるノービー(新)アルバート通りが出来ます。旧アルバート通りは車の通行もできない可愛らしい通りですが、この新アルバート通りは大きな通りで1980年にロシアで初めて歩行者天国となった通りとしても知られています。新旧アルバート通りには昔と今のロシアの良いところが凝縮されているような気がして私はとても気に入っています。


旧アルバート通りの話に戻ります。普段は多くの観光客で賑わっているこの通りですが、コロナウイルスの影響もあり歩いているのはほとんどロシア人です。


観光客を相手にしている土産物店はまだ寂しい感がありますが、レストランはテラス席もオープンしてなかなか賑わっています。家族連れ、カップルで来ている人みんな楽しそうにしています。マスクをほとんどの人が付けていないのはご愛嬌です(それでも何故かロシアの感染者の状況は安定しています)。


寒い冬の時間が長いので、もともとロシア人は短い春から夏の季節を出来る限り楽しむのですが、今年は普通の散歩やテラスで食事ができることがいかに素晴らしいことなのかを実感しているようにも見えます。


2年近く日本に帰国できないストレスはありますが、これから素晴らしい季節になるロシアを楽しみながら帰国できる日を待ちたいと思います。


Have a good life!


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