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  • 執筆者の写真MARCO

ロシアの地産地消の取り組み

地産地消とは地域生産、地域消費の略で今のロシアのキーワードになっています。


2000年にプーチン大統領が就任して資源価格の高騰という追い風もありロシアは急速に成長しました。国は豊かになりロシア人は食事にもお金をかけるようになったのですが、ワイン、牛肉、乳製品などの美味しいもののほとんどは輸入品でした。お金があるのだから少々高くても輸入品でよいのではないかと考えるロシア人が多くいました。こういった考え方は国の発展を遅れさせ、ロシアは資源価格に依存することになってしまいました。


しかし、2009年のリーマンショック、2015年のクリミア併合問題でロシア経済はダメージを受け、自国通貨のルーブルが大きく下落します。輸入品はドルやユーロで購入するので自国通貨が下落すると輸入品の価格は一気に値上がりします。3000円のワインがいきなり5000円になったりします。


ロシア政府は2015年あたりから外国の製品に頼らない国づくりに真剣に取り組むことになります。牛肉、ワイン、乳製品など外国の技術を取り入れ、ロシアでの生産を開始します。それから約5年でその成果が大きく出てきました。今年はミシュランガイドもロシアの地産地消の取り組みが注目され、ロシアのレストランのいくつが素晴らしい評価を得ています。



黒海沿岸のゲレンジークに最近オープンしたワイナリー「Chateau De Talu」です。オーナーはゲレンジークのあるクラスノダール州の知事。黒海を見下ろす丘の上にお城のような建物が建っています。その前には広大な葡萄畑があります。夕暮れ時の景色は素晴らしいの一言です。



ロシアにはたくさんの素晴らしいワイナリーが誕生していますが、ワイン生産の技術と設備の多くはヨーロッパから来ています。ロシアの最新的な目標はロシア製の設備でワイン

を生産することなのかもしれません。


ワイナリーには素晴らしいレストランが併設されており、ワイナリー見学の後は美味しい食事とワインを堪能することができます。


レストランで飲んだカルベネソーヴィニヨンは素晴らしく、ワインショップで購入しよとしますが、このレストランでしか飲めないワインとのこと。すごい…。


ここはクラノダール州知事の保有するワイナリーということもあり、海外からのゲストや観光客を意識して豪華に作られているように思います。ワイン生産にはこういった豪華な施設は不要にも感じますが、ロシアの地産地消に対する本気度を感じることができます。


なかなか日本では報道されませんが、一見の価値ありです。知られざるロシアを見に来ませんか?

#海外生活 #海外在住 #地産地消 #海外ワイナリー #海外ワイン #ワイナリー #ワイナリー巡り #グローバルビジネス

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