ロシアで野球?
画像はモスクワに最近新しくできたソフトボール場です。隣には立派な野球場もあります。ロシアにも野球場があります。
ロシアにある数少ない野球場には日本も関係しています。東海大学の創設者である松前重義さんがモスクワ大学と東海大学の交流20周年を記念して寄贈した野球場がロシアで初めてできたしっかりとした野球場ではないかと思います。モスクワに住む日本人によるソフトボール大会もモスクワ大学の野球場で行われていました。
ただ、野球やソフトボールはまだまだロシアでは認知されていません。人気のスポーツといえば、アイスホッケー、テニス、サッカーという感じで、野球やソフトボールはルールさえ知らないロシア人がまだ多いかもしれません。モスクワ大学の野球場も最近まではモスクワに住む外国人が使っていることが多かったのではないかと思います。
しかし、この10年くらいロシアにはどんどん外国の文化が入って来ており、ロシアの若い世代の人達を中心にそういった外国の文化を吸収しています。新しい野球、ソフトボール場が出来たのも少しづつ野球やソフトボールを楽しむロシア人が増えていることを示しています。実際に野球場、ソフトボール場でプレーしているのはロシア人です。ソフトボールをしているロシア人から「日本人か?今度私達のチームと試合をしよう」と声をかけられます。
ロシアが異文化を吸収しながら変わっていくのはスポーツ以外のビジネスの分野でも感じます。もともと自国の技術や文化がしっかりある国なので外国の良い部分をどんどん吸収しながら国が変わっています。成長途上のロシア、そのポテンシャルはまだまだ大きいのではないだろうかと感じてしまいます。そんなロシアと日本はもう少し仲良くしても良いのではないかと考える次第です。
Have a good life!
