ロシアでワクチン接種(スプートニクV)
私はロシアのことが好きですが、このワクチン接種をするかどうかについては少し考えました。 しばらく考えた後、私はロシアを信じることにします。 スプートニクはロシア語で衛星の意味ですが、ロシアが初めて打ち上げに成功した人口衛星の名前からとったようです。
1回目の接種
簡単な問診の後、血圧、発熱、呼吸数の測定をしてからワクチン接種となります。 痛みはなく、医師や看護師も慣れているようで、安心感がありました。 ロシア人医師との会話をご紹介します。
まるこ「スプートニクVは大丈夫ですか?」
ロシア人医師 「基本的には問題ないと思うよ。ただ、欧米のワクチン、ロシアのワクチンの比較はできない。通常はもっと多くの時間をかけて作るワクチンをこれだけ短期間で作ったのだからどのワクチンも副反応には注意しないといけない。だけど、ロシアのワクチンは微量のウイルスを注入する昔からの方法で作られているからリスクは限定されていると言えるかもしれないね」
まるこ「なるほど」
ロシア保健医師「可能であれば、接種後にクリニックで約20分様子をみて帰宅してください。数日間発熱する可能性があるけど心配は無用。38.5度以下の熱の場合は、薬を服用せずに耐えてください。
まるこ「…」
ロシア人医師 「あと数日はお酒を我慢してください」
まるこ「抗体はいつまで持続しますか?」
ロシア人医師「まだはっきりと分かりません。 年内は大丈夫だと思いますが、年末くらいに抗体検査をするのが良いと思う。 来年以降はインフルエンザのように定期券なワクチン接種が必要になりそうだね」
第2回目の接種
1回目の接種前後は少し緊張しましたが、ロシアの医療技術を信じることにしたので、今日は気持ちも安定しています。今日もロシア人医師に質問してみます。 まるこ「ワクチン接種をする方は増えていますか?」 ロシア人医師「増えてきているね。接種開始から半年くらい経って大きな問題が出ていないからだと思う」 まるこ「このクリニックにはワクチンは十分ありますか?」 ロシア人医師「モスクワ市のルールで毎月の供給数が決まっているんだ。このクリニックではだいたい1週間でなくなってしまうくらい。ただ、毎月安定して供給されるからちゃんと予約すれば君のように問題なく接種できるよ」 まるこ「ワクチンは冷凍庫に保管するのですか?」 ロシア人医師「ファイザー社のワクチンのようにマイナス70度で保管する必要はないけどここでは特別な冷凍庫にマイナス18度で保管しているよ」 そんな会話をしているうちにロシア人の看護師さんが手際良くワクチン注射を終わらせます。 まるこ「ありがとうございました」 ロシア人医師「15分くらいはクリニックで休んでから帰宅してください」 2回目も簡単な問診、体温、血圧チェックの後に接種が終わりました。ロシア人看護師さんも慣れているようで痛みもありませんでした。 ワクチン接種の後はワクチン証明書が発行されます。今後はEUや日本でこの証明書が正式に認めてもらえることを願います。 日本ではワクチン接種の遅れが報道されています。私は自分の意思でスプートニクVの接種を決めましたが、個人的には日本も選択肢の1つとしても良いのではないかと思ったりします。



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