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  • 執筆者の写真MARCO

ドクトルジバコ

ドクトルジバコは1957年ロシア(ソビエト)人により発表された小説の名前です。ロシア革命の最中、戦争などの厳しい状況に翻弄された医師と女性との恋愛小説。ノーベル文学賞を受賞した作品(ソ連の共産主義に反するという意見があり作者はノーベル賞を辞退するも一方的に授与されたそうです。

モスクワ、クレムリンの目の前にはドクトルジバコという名のレストランがあり、モスクワで最も人気のあるロシア料理のレストランの1つです。コロナ禍前は観光客も多く予約困難な店でしたが、今は比較的簡単に予約をとることができます(ただ、コロナ禍にもかかわらず遅い時間には満席になりました)。

レストランの内装、スタッフのユニフォーム、食器に至るまでロシア革命時代のものが再現されており素晴らしいレストランです。前菜にはブラックキャビア、赤キャビア(イクラ)。次にロシアの餃子と言われるペルメニとボルシチ(画像)をいただきます。本場のボルシチを経験した日本の方は少ないのではないでしょうか。これが本場のボルシチです。日本人好みの味で癖になります。メインはキエフチキン。ボルシチもこのキエフチキンも今のウクライナの料理で厳密にはロシア料理ではないと言う方もいます。こんがりチキンの中にジューシーなチーズとソースが入っています。素晴らし過ぎて画像を撮るのを忘れてしまいます。もちろん乾杯はウォッカ、その後のワインはクラスノダール地方のロシアワインをいただきます。ちなみにお値段も驚くほどリーズナブルです。

日本の皆さんにもこの素晴らしいレストラン、ドクトルジバコで最高のロシア料理を味わっていただきたいと心から願います。




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